「僕の心のヤバイやつ」がヤバすぎる
昨年1期を観てマジクソドハマりした「僕の心のヤバイやつ」。
通称、ぼくヤバ。
2024年1月現在2期放送中。
ハマりにハマって去年1期を見終えた後にコミックスまとめて買ってしまった。
なので今観てる2期の内容は把握しているのだが、何も知らないまま観た方が楽しめただろうなと、非常に我儘な状態になっている2024年の始め。
ラブコメは好きなジャンルとは言え、ここまでハマるのはなぜなのだろう?
ラブコメ好きでもいわゆるハーレムものはあまり好きになれない。
近年だと「からかい上手の高木さん」がお気に入り。
基本的に西片君と高木さんだけの世界で成り立っている。という点は、僕ヤバも近いものがあるかもしれない。
しかし僕ヤバは脇役たちの重要性も高い。
それに高木さんはひたすら綺麗な、ピュアな世界観だが、僕ヤバは中学生特有の下ネタが多い(アニメではやや控えめに表現されているが)。
そして僕ヤバを観ていると何故か自身の中学生の頃を思い出してしまう。
クラスに山田のような存在がいたわけでも無く、なにより私自身がモテてた訳ではないのに。
言ってしまえばモブのような中学校生活であったが、それでも中学生に戻りてぇ........
等と考えてしまう。
それは高木さんを観ている時にはなかった感情だ。
とにかく、僕ヤバが何故ここまで私を惹きつけるのか、未だうまく言語化出来ず、
と繰り返すばかりである。
ちなみに1期1番のお気に入りシーンはここ
どうせ手が届かないのなら...
嫌いになる理由が欲しかっただけなんだ...
と自己完結に走ってしまった市川の気持ちもなんだか共感してしまうし、そこに追いすがる山田も可哀想可愛い。
辛抱たまらず市川にハグしてしまう山田尊い。
「嫌だなんて、言ってない」
この回の序盤でチラッと映った漫画、君オクのセリフを引用する市川尊い。
平成では「萌え」が広がったが、令和は「尊死」が浸透するのだろうか。
私が「尊死」という感情に気づくのが遅かっただけか?
2期はオープニングの映像の完成度が非常に高くて大満足。
絵コンテ、演出が荒木哲郎って、それは最高な映像になりますよ。
これを鑑賞している間は尊死しつつ、「将来は中学生になりたい」などと意味不明な事を考え、翌日には現実に戻る社畜なのであります。
それにしても原作者の桜井のりお先生が女性なのは驚いた。
こんなん絶対男が描いてると思うわ。
ねえ、般若さん。※アニメ勢の方はネタバレ注意です。